今回は期間工を渡り歩くのは何歳まで?ずっと期間工の末路とは?について解説していきます。
期間工は日本人の平均年収以上に稼げる職業です。
稼げる職業ならずっと期間工もありなのではないかと考える人もいるでしょう。
また、ずっと期間工を渡り歩くことを期間工ループ(=期間工スパイラル)とも言います。
期間工の条件として年齢が18歳以上で健康な人を対象にしていますが、40歳以上の期間工をあまり見かけません。
実際に40歳以上の人が期間工に応募すると経験者でない限り、落ちるケースの方が多いからです。
じゃあ、ずっと期間工を渡り歩くのは無理なの?
ということで、今回は期間工を渡り歩くのは何歳まで可能なのか?そして、ずっと期間工をしていた場合に待っている末路について詳しく解説していきます。
最後までぜひご覧下さい!
この記事は4分ほどで読めます。
下記のリンクから期間工に今応募して採用されると、さらに1万円もらえます!
期間工は未経験でも高収入が得られ、掲載企業多数もあります。
寮/社宅ありの企業もありますので貯金をしたい人にはぜひおすすめです!
期間工を渡り歩くのは何歳まで可能?
期間工は18歳以上で健康な人であれば、未経験でも採用されるのが一般的です。
では何歳まで期間工を渡り歩くことができるのか?
私見を交えて詳しく解説していきます。
期間工を渡り歩くとはどういうこと?
まずはじめに期間工を渡り歩くとは、どういうことでしょうか?
それは期間工として満期まで働き、違う企業でまた期間工として働くことを繰り返すことを言います。
期間工の契約期間は企業によって若干の差はありますが、一般的にはトヨタ自動車では最短で3ヶ月、デンソーなどの他の企業では6ヶ月が最短期間となっています。
6ヶ月目以降の更新期間は6ヶ月ごとに更新期間訪れ、ほとんどの企業で最長2年11ヶ月同じ企業で働くことが可能です。
契約期間にかかわらず満期になった後は以下の選択肢があります。
- 6ヶ月のクーリング期間を経て同じ企業へ再就職する(条件に応じて失業保険受給可能)
- 他の企業へすぐに就職する
3年間働いた後、半年間失業保険を受給しながら好きなことをやって再就職する人もいれば、失業保険を受給せずそのまま他の企業へ就職する人もさまざまです。
このように、期間工を延々と繰り返すことを期間工を渡り歩くと言います。
冒頭でも解説しましたが、期間工は日本人の平均年収以上に稼ぐことが可能です。
さらに寮に入れば、家賃と水道光熱費は基本無料なので貯金するにはとても恵まれた環境なのです。
また、期間工は難しいスキルを必要としないので期間工を渡り歩くことは難しくはありません。
期間工を渡り歩くことを「期間工ループ」または「期間工スパイラル」とも言います。
期間工を渡り歩けるのは何歳まで可能?
期間工を渡り歩けるのは何歳まで可能なのでしょうか?
一般的に期間工の年齢は20〜30代が多いです。
実際のところ、40代くらいから期間工の割合が低くなります。
特に40代で未経験という人はなかなか見かけません。
では実際に何歳まで期間工が可能なの?
期間工の募集条件が18歳以上となっていますが上限までは規定されていません。
正直なところ何歳まで期間工ができるのかは不明ですが、私の見解を述べます。
私の知っている限り、50代でも期間工になるのは可能です。
ただし、その人は50代まで期間工を渡り歩いてわけではありません。
実際に50代まで期間工を渡り歩くのは難しいでしょう。
期間工を渡り歩いてきても、おそらく40代が限界になります。
その理由も踏まえて期間工を渡り歩き続けるとどうなるかを解説します。
ずっと期間工を渡り歩く人の末路とは?
ここまでは期間工を渡り歩けるのは何歳まで可能なのかを解説しました。
さまざまな観点から40代が限界だと思いますが、もしかしたら50代でも渡り続けている人がいるかもしれません。
ただ、期間工を渡り歩くのもいずれ限界は来ます。
まずは期間工を渡り歩くと起こりうるリスクについて見ていきましょう。
期間工を渡り歩くリスク
期間工を渡り歩くと、さまざまなリスクがついてきます。
いくら慎重になっていてもリスクは突然やってくることがあります。
期間工を渡り歩くリスクは4つあります。
年齢のリスク
年齢のリスクからは誰も逃れられません。
先述したように期間工は40代以降になると採用されなくなるリスクが増えていきます。
40代以降に就職先を探すと働ける企業も限定されてきますので、次の就職先探しが難しくなるでしょう。
健康のリスク
年齢のリスクと同様に健康のリスクからも誰も逃れることはできません。
- 食生活
- 運動
- 睡眠
- 人間関係
健康のリスクはこれらの習慣や環境次第で大きく変わってきます。
一度大きな病気をしてしまうと契約を更新できなかったり、期間工として再就職する際に健康診断で落とされる可能性があります。
生活習慣などの自己努力である程度のリスクを抑えることができます。
スキル不足のリスク
期間工の仕事は難しいスキルを必要とするものではありません。
正社員ならば教育の受講や資格取得、スキルを身につけたりなど能力アップを図れますが期間工にはそういった機会がまずありません。
期間工としての経験値は増えますが、能力面で言えばいつまで経っても成長できません。
スキルや資格がないと期間工に就職できなくなったとき、他の就職先への選択肢が少なくなります。
雇用のリスク
企業の業績や方針転換、天災などの影響で期間工の更新ができなくなったり、採用枠が減らされるリスクがあります。
期間工の契約を更新できなくなると、新たな職探しをしなければなりません。
期間工と同等の年収を得るにはスキルや資格がないと職探しは難しいでしょう。
また、寮生活している人は契約更新ができなくなると強制的に退寮となります。
退寮することになってしまうと家賃や水道光熱費などの生活コストがかかることになりますので貯金するのも難しくなるでしょう。
雇用のリスクは世の中の動向次第ですので先が読めません。
期間工を渡り歩いた場合のシミュレーション
まず始めに先述した通り、期間工は2年11ヶ月で満期になって同じ企業に再就職するには6ヶ月間空けなければなりません。
その間、失業保険の受給が可能ですが違う企業へ期間工を渡り歩く方が実際には稼げます。
期間工が失業保険を受給せず渡り歩き続けた場合をシミュレーションしてみましょう!
仮に18歳から期間工になって寮に住み込み、2年11ヶ月働いて別の企業の期間工としてずっと渡り歩き続けるとします。
3年間で毎回1,000万円貯めることができるAさんがいれば、散財して全く貯金ができないBさんもいるでしょう。
そして期間工を渡り歩くこと39歳まで約21年。
- Aさんの貯金は約7,000万円
- Bさんの貯金は0円
そんな二人に試練が訪れます。
まもなく40歳を迎える二人はそれ以降、期間工として採用されることはありませんでした。
採用されなかった二人は寮に住むことができなくなったので、今後の職と住まいを探すしかありません。
- 貯金7,000万円もあるAさんには数多くの選択肢があります
- 貯金0円のBさんは選択肢が限られます
極端な例かもしれませんが、Bさんのような人がいるのは事実です。
期間工の末路はその人の性格次第
期間工は稼げる職業ではありますが、期間工の末路はその人の性格次第です。
実際のところ、期間工を渡り歩くだけの人生にはおすすめできない理由があります。
- 婚期が遅れる可能性がある
- 老後の備えが十分にできない
結婚願望がある大半の人が結婚相手に求める条件の中に「経済的な安定」があるので安定のない期間工が結婚が難しいかもしれません。
また、7,000万円貯金できたとしても人は何歳まで生きるかわからないので貯金が底をつく可能性もあります。
期間工を渡り歩くくらいなら正社員を目指した方がスキルアップできますし、年収も期間工の2倍以上稼ぐことが可能になるからです。
期間工ループのリスクと対策については過去記事で詳しく解説しています。
期間工を渡り歩くのは何歳まで?ずっと期間工の末路とは?のまとめ
期間工を渡り歩くのは何歳まで?ずっと期間工の末路とは?について解説してきましたがいかがでしたか?
期間工を渡り歩くとしても、何歳まで期間工として働けるのか将来に不安を感じている人も多いでしょう。
ずっと期間工をしている人の末路はどうなるのか、想像も難しくはありません。
期間工をずっと渡り歩くことはおすすめしませんが、正社員を目指しながら渡り歩くことはありだと思っています。
正社員になれれば人生を大きく変えることが可能だからです。
期間工になって明るい未来を切り拓きましょう!
下記のリンクから期間工に今応募して採用されると、さらに1万円もらえます!
期間工は未経験でも高収入が得られ、掲載企業多数もあります。
寮/社宅ありの企業もありますので貯金をしたい人にはぜひおすすめです!