2023年5月に資産3000万円に到達しました。
この記事では私の人生を変えた、再現性のある方法をご紹介します。
まず始めに、今すぐお金持ちになりたい人は絶対に見ないで下さい。
この方法は再現性がありますが、時間がかかるからです。
急いでお金持ちになりたい人にはおすすめできません。
- 借金を返済したい人
- FIREを目指したい人
- 低年収ブラック企業から抜け出したい人
- 確実に貯金、資産形成したい人
さっそく結論ですが、その方法とは
- 期間工になること
- 節約すること
- 投資を始めること
以上の3つです。
それでは詳しく解説していきます。
期間工とは
期間工とは期間従業員のことを言い、期間限定で働く従業員のことで契約社員と同じ意味になります。
主に自動車メーカーの工場で期間限定で働く人たちのことを言います。
仕事内容は主に加工、組付、検査、運搬、梱包などがあります。
どの部署に配属されるかはわかりませんが基本は作業手順が決められており、教えられた通りに作業するだけですので未経験者でも安心です。
期間工の契約更新期間は企業により違いますが、3~6ヶ月ごとに更新があり、最長2年11ヶ月まで働くことができます。
期間工から正社員をめざすか、満了後に半年空けて再就職、もしくは他社へ就職することが可能です。
期間工がおすすめな理由
期間工がおすすめな理由は4つあります。
- 期間工は日本人の年収上位50%圏内
- 基本は週休2日、正月・GW・お盆は長期休暇あり
- 住居費と光熱費がタダになる!?
- 正社員登用でさらに年収アップ
決まった時間だけ働けば年収上位50%圏内
企業によって差はありますが、期間工の年収は400万~500万円と言われています。
国税庁の調査によると年収400万円以上で上位50%圏内に入っています。
参考:国税庁 民間給与実態統計調査(令和3年)(P28 第21表)より
しかも今の時代の大企業は違法労働がないように勤怠管理されているので、ブラック企業のような法律に反した過重労働やサービス残業といったことはまずありません。
私は過去に話題にもなった某ブラック企業に勤めていたことがありますので、勤怠管理されている大企業の良さが身に染みてわかります。
大企業で期間工として働くことで日本人の年収中央値を超えることができるわけですから、年収を上げて生活レベルを維持できれば貯金もできるようになります。
基本は週休2日で正月・GW・お盆は長期休暇あり
期間工の休日は原則週休2日の土日休みで、「正月」「ゴールデンウィーク」「お盆」は長期休暇になります。
ただし3組2交替など特殊な勤務態の場合は休日が変則になります。
6ヶ月以上勤務すると10日ほど有給休暇が付与され、その後は1年ごとに11日、12日と付与されます。
住居費と光熱費ゼロは最強
寮に入ると住居費と光熱費がかからない
期間工の強みはそれだけでなく、寮に入ることで住居費や光熱費がかからなくなります。
そんな夢のような話あるの?と思われそうですが事実です。
ほとんどの企業の寮が無料ですが、中には費用を少し負担しなければならない企業もあります。
そういった企業は期間工の中でも給料が高い水準にあるのでほぼ問題ないでしょう。
少し費用がかかるといっても、普通は賃貸でも数万円の家賃と光熱費がかかりますからね。
それと比べて毎月の固定費がかからないということは年間で100万円も余分に貯金できてしまうということです。
実家から通勤で住居費と光熱費を抑える
親と同居の人も同様に固定費の負担を抑えられるので期間工はおすすめです!
貯金するのに期間工を選択しないのはもったいないですね。
正社員になるとさらに年収が上がる
正社員登用制度で試験に合格すると正社員になれます。
試験は主に学科と面接で、倍率は10倍(合格は10人に1人)の企業が多いです。
倍率は採用数と受験者数に左右されるので運の要素もあります。
お試しで受ける人もいるので10倍という数字に圧倒されて諦めるのはもったいないです!
一回で受かる人もいれば、落ちても諦めずに何度も挑戦して採用された人もいます。
正社員になると最初は一時的に収入が低くなりますが、年収は期間工の1.5倍以上になる企業もあります。
私の人生を変えたのは期間工
今の私は大手企業の会社員ですが、もともとは期間工として入社しました。
期間工として入社してから人生が好転し始めました。
期間工になって大きく変わったことは、
- 収入が増えた
- 奨学金を返済できた
- 年収が増えて投資ができるようになった
収入が増えた
先述した通り、私はブラック企業から大手企業の期間工に転職しました。
収入はもちろん、過重労働だったブラック企業と比べるとプライベートの時間も増えました。
期間工の労働時間は某ブラック企業の半分だけで、年収が約1.5倍になりました。
奨学金を返済できた
私は専門学校に通うために250万円の奨学金を借りていました。
学校卒業後は就職できず、フリーターをしていました。
低収入だったので奨学金の返済と生活費などの支払いで精一杯でした。
期間工として働き始めてからたくさん貯金ができるようになり、奨学金の返済が楽になりました。
その結果、完済できました。
年収が増えて投資ができるようになった
正社員登用後さらに年収が増えていきました。
ある程度お金が貯まり、余裕資金で株式投資ができるようになりました。
すべては期間工になってから人生が好転し始めました。
貯金のために節約する
貯金には節約が効果的です。
支出には大きく分けて固定費と変動費があります。
節約するには概算でいいので、毎月何にいくら使っているか把握する必要があります。
固定費とは
- 住居費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料
- 車の維持費
以上のような種類があり、固定費を減らした時点から効果が持続するので、すぐに見直せば大きな効果があります。
節約方法を簡潔にまとめると、
- 住居費 → 寮にまたは実家に入る or 安い家に引っ越す
- 水道光熱費 → 寮にまたは実家に入る or 節電・節水
- 通信費 → 格安SIMに変更
- 保険料 → 不要な保険は解約(十分な貯金があれば医療保険や学資保険はいらない)
- 車の維持費 → 車に乗らない or 新古車や中古車に買い替える
詳しくは今後の別記事で紹介していきます。
変動費とは
- 食費
- 日用品
- 交際費
- 娯楽費
以上のような種類があります。
いずれも努力次第で減らすことはできますが、無理をするとストレスや不健康につながりますので無理の無い範囲で徐々に減らしていくことをおすすめします。
余裕資金で投資をする
投資をすすめる理由
投資をすすめるのには理由があります。
事業主など高収入を得られる人ならよいかもしれませんが、ほとんどの人は自身で働いて生活費を稼ぐしかないでしょう。
しかし投資をすれば、値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)が得られます。
資産がお金を生みだしてくれるから不労所得ですね。
お金で買った資産に働いてもらいましょう!
日本ではインフレで様々なものが値上がりしていますが、賃金の上昇はインフレに追いついていません。
日々生活が苦しくなっていくのを実感している方も多いと思います。
フランスの経済学者、トマ・ピケティさんの著書「21世紀の資本」で「r>g」ということを提唱されています。
「r」は資本収益率、「g」は経済成長率を表していて、
つまり、労働収入よりも投資による利益の方が大きいということです。
そのため、お金持ちと庶民の格差は広がっているといわれています。
裏を返すと、お金持ちのまねをすればお金持ちに近づくということですね。
今は投資環境が整っているため投資をしないのは機会的損失になります。
生活防衛資金と投資資金は必ず分ける
資産を大きく増やせたのは投資の力があるのも事実です。
貯金ができるようになると、万が一のための生活防衛資金(働けなくなっても生活するためのお金、数ヶ月~1年分)を優先して準備すべきです。
生活防衛資金は非常用なので必ず投資資金とは分けて準備します。
投資で損失が発生した場合に生活防衛資金で補填すると、働けなくなった場合の生活費がなくなってしまいます。
あくまでも優先度は、生活>投資の順です。
最初の投資は少額から始めよう(失敗談)
株に投資したことのない人が退職金を一括投資して大きな損失を出し、老後資金をなくすという話を耳にします。
素人が一攫千金を狙い、全額投資して大損する典型的な例です。
実は私も株で損失を出して痛い思いをしたことがあります。
昔の話ですが、短期間で大きな利益を狙おうとリスク許容度を超えるお金で株を買ったことがありました。
その株は一時的に上がって+100万円ほどの利益が出たのですが、目を離した隙に株価は徐々に下がっていきました。
何かの根拠があるわけでもなく株価は上がるだろうと株を保有していましたが、株価は下がり続けました。
株を保有している間は株価のことで頭がいっぱいで株価ばかり気にして私生活も仕事もままなりませんでした。
結局株価は上がらず数十万もの損失を受け入れて株を売却することになりました。
やってることが「投資」じゃなくて「投機」ですよね・・・
この失敗のおかげで慎重な投資ができるようになったので、今となっては良い勉強になりました。
ストレスになったり、生活に影響をきたすような金額で投資をやらないことが鉄則です。
投資は損失を許容できる金額でしましょう。
始めるなら投資信託か株がおすすめ
私の最初の投資は日本株でした。
当時は単元株(100株)の売買しかありませんでしたが、今は1株からできます。
今私が投資を始めるなら投資信託をメインにします。
投資信託は、ファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家にお金を預けて株式や債券で運用してもらう投資法です。
個別株は業績やチャートなどを見て自分の意志で売買しますが、投資信託はプロに任せる形ですね。
プロに任せると言っても商品選定や売買タイミングによって必ず利益が出るわけではありませんし、ハズレ商品もあります。
私が選ぶなら米国の「S&P500」の投資信託です。
S&P500とはアメリカの主要500社(アップル、アマゾン、マイクロソフトなど)で構成される株価指数の一つで、米国版の日経平均やTOPIXような感じです。
なぜ米国なのかと言うと、株価は上げ下げを繰り返していますが長期的に見ても右肩上がりのチャートで経済成長が続いているからです。
米国株「S&P500」の投資信託は主に以下のものがあります。
- eMaxis Slim米国株式(S&P500)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
どちらも「S&P500」をベンチマークとしているので、どちらか一択でよいでしょう。
S&P500は業績などの条件をもとに定期的に中身が入れ替えられますので、株価は気にせず毎月淡々と積立投資を行います。
また、投資は利益確定すると税金がかかりますが今はNISAという非課税制度がありますので上手く活用すれば大きなリターンを得られます。
ほかにも株や債権、FXなど投資の種類はいろいろあるので最初は練習で少額から始めるとよいですね。
まとめ
今回は私が3000万円を築いた方法をご紹介しました。
貯金ができる環境を作るのに最適な方法は、
- 期間工になって収入を上げる(日本人の平均年収上位50%圏内)
- 節約して支出を減らす(住居費と光熱費ゼロは効果大)
- 投資をすれば資産が働いてお金を生みだす(貯蓄スピードがさらにアップ!)
時間はかかりますが、誰でも確実に資産を構築できる方法です。
興味を持たれた方は、ぜひ実践してみて下さい!
- 当ブログでは銘柄や投資信託について触れることがありますが、売買の推奨を目的としたものではありません。当ブログを参考にした投資結果ついての責任は負いかねますので最終的な投資決定はご自身でお願い致します。