【工程を解説！】期間工ってどんな仕事？

と疑問に思う人も少なくないと思います。

今回は期間工の仕事内容についてご紹介します。

結論、期間工の仕事は基本的にライン作業(繰り返しの作業)です。

大きく分けると、

などに分かれます。

それでは詳しく解説していきます。

仕事内容

運搬

運搬作業は主に工程間の製品を運びます。

製品の積み下ろし、台車や小型の運搬車などを使用して製品を運びます。

加工

加工と言っても様々な加工方法があるので難しい話は割愛しますが、期間工が行なう仕事には、

「プレス」「溶接」「塗装」「切削」「研削」などがあります。

簡潔に説明しますと、

加工方法	加工内容
プレス	板状の材料を型抜きして成形する加工です。
溶接	金属を加熱し、溶剤を加えて部材同士をつなぎ合わせる加工です。
塗装	部材の表面に塗料を塗り、乾燥させて色付けする加工です。
切削	切削工具で材料を削る、切断するなどの加工です。
研削	砥石を用いて削る加工です。

一部ですが、主に以上のような加工があります。

という人に朗報です！

加工と言っても材料をセットしてスタートボタンを押すくらいの作業が多く、簡略化されています。

期間工の担当は難しい機械操作ではなく、誰でもできるシンプルな作業が多いです。

難しい作業もありますがロボットがやってくれたり、社員の人が対応してくれます。

また、加工したものを測定する加工職場もあります。

社員の人がサポートしてくれますので、未経験でも問題ありません。

検査

検査工程は入荷した部品、または加工されたものをモニターなどを使って目視でチェックする作業になります。

良品と不良品を見分けて不良品を後工程に流さないようにする作業です。

組付

コンベアなどに載って前工程から流れてきた部品を組み付ける作業です。

決められた時間で部品を組み付けなければならないのでスピード感が求められます。

どの仕事にも言えますが、最初は誰しも正確かつ時間通りに作業できないものです。

時間はかかりますが社員の人たちがサポートしてくれますし、場数をこなせば慣れるようになります。

梱包

できあがった製品や部品を梱包する作業です。

ここまで５つの工程を解説しましたが、いずれも歩行や立ち作業になります。

最初は慣れずに足が疲れることもあるかもしれませんが、経験とともに慣れていきます。

仕事内容は選べるのか？

配属先はランダムなので仕事を選ぶ事はできませんが企業によってある程度は限定されます。

期間工は忙しい部署に配属されることが多いです。

生産に変動があると他の職場に異動になることもあります。

1日の流れ

企業で多少の違いはあると思いますが基本的に以下のような流れです。

毎日がシンプルな流れです。

とはいえ仕事はそれだけではありません。

毎日ではありませんが改善提案やQCサークル活動があります。

改善提案は作業の効率化を図るための改善内容を用紙に記入して上司に提出します。

QCサークルとは職場での問題点を解決するために小集団で行う活動です。

企業によっては残業や夜勤がある

定時の職場もあれば、残業や夜勤がある企業もあります。

基本、残業時間は月45時間までと法律で定められているので残業が多い職場では1日あたり2時間くらいの残業になります。

夜勤は2組2交替、忙しい職場は3組2交替または3組3交替になります。

3組2交替は4勤2休のサイクルとなり、一日の労働時間が8時間ではなく10時間となります。

期間工の休日

基本は土日休みですが、忙しい職場は休日出勤があるところもあります。

年末年始、ゴールデンウィーク、お盆は長期休暇があります。（勤務によって例外あり）

まとめ

期間工の仕事は、ライン作業(繰り返しの作業)です。

などがあります。
仕事内容は選択できません。

上記以外にも改善提案やQCサークル活動などの仕事があります。

.一日の流れは企業によりますが以下のよう感じです。

定時の職場もあれば、残業や夜勤のある職場もあります。
残業は多くても1日2時間ほどです。

夜勤は2組2交替、3組2交替または3組3交替などがあります。

休みは基本土日休みで、長期連休は年末年始、ゴールデンウィーク、お盆になります。（勤務によって例外あり)

私も未経験で入社しましたが期間工になって借金を完済し、人生が好転しました。

人生を変えたい人に期間工はおすすめです！

みなさんの参考になれば幸いです。