今回は期間工にFXはおすすめできる?一発逆転を狙った人の現実は?について解説していきます。
みなさんはFXというと何をイメージしますか?
投資ですか?それともギャンブルですか?
ほとんどの人は「儲かった」「損をした」などの話を聞いてギャンブルをイメージするのではないでしょうか?
本当にFXはギャンブルなのでしょうか?
実はFXはギャンブルではなく、投資の一つです。
FXが投資なら期間工におすすめできる?
FXで一発逆転を狙うのはあり?
ということで期間工にFXはおすすめできるのか?FXで一発逆転を狙った人の現実がどうなったのか?について解説していきます。
最後までぜひご覧下さい!
この記事は5分ほどで読めます。
期間工にFXはおすすめできる?
冒頭でも述べましたが、FXは投資の一つです。
ではFXが投資なら期間工におすすめできるのでしょうか?
私の見解としては以下の通りです。
- 資産形成が目的ならFXはおすすめしない
- 投資の選択肢としてならあり
資産形成が目的の期間工にFXをおすすめしない理由はデメリットの方が大きいからです。
デメリットとメリットを見ていきましょう!
期間工がFXをするデメリットとは?
まず期間工目線でのデメリットは以下の通りです。
- 相場変動しやすい
- 短期投資には向かない
- レバレッジのリスクがある
- 税金がかかる
相場変動しやすい
FXは平日の24時間取引可能なので株式市場と違って取引可能時間が長いです。
金利上昇や要人の発言、地政学リスクなどで相場が変動しやすいのがデメリットと言えます。
短期投資には向かない
期間工は平日仕事をしていますので相場変動しやすい為替市場とにらめっこはできません。
FXは自動売買できるから大丈夫だと思い、休憩を使ってデイトレをしたとしても市場が気になって仕事に集中することは難しいでしょう。
とくに初心者が短期投資をしようとしても、知識と経験が浅いので損するリスクの方が大きくなります。
FXでも株でもデイトレが上手な人でないと、短期投資はおすすめできません。
レバレッジのリスクがある
FXはレバレッジ(てこの原理)と言って、少額で大きな金額の取引が可能です。
レバレッジは少額で大きな利益を出せる反面、少しの為替変動で大きな損失を出すことがあります。
レバレッジをかけて損を出してしまうと、ロスカットと言って証拠金(担保)が強制決済されます。
これは安全装置のようなものでこれ以上損を出さないためのものです。
ただし、まれに相場の大きな変動でロスカットが間に合わなくなり、証拠金不足になることがあります。
証拠金不足(借金)状態になると不足分を返済しなければなりません。
借金なのでもちろん督促が来ます。
FXに慣れるまではレバレッジをかけない方が賢明です。
税金がかかる
FXは株や投資信託と同じように税金がかかります。
内訳は株や投資信託と同じく、所得税15%と住民税5%、復興特別所得税0.315%の計20.315%の税金です。
単純に100万円儲けたとして、利益から20万3150円の税金を収めることになるのです。
ただし税金がかかると言っても株や投資信託なら新NISAを利用すれば税金を非課税にすることができます。
もちろん新NISAにもデメリットはありますが、先述したように資産形成を目的とするなら新NISAを使って非課税で購入できる株や投資信託を優先すべきです。
それがFXをおすすめしない理由なのです。
期間工がFXをするメリットは?
つづいて期間工にとってのFXのメリットです。
- 少額投資ができる
- 積立投資ができる
- 24時間取引が可能
- 自動売買ができる
- レバレッジをかけられる
少額投資ができる
FXは数千円程度の少額から始められます。
少ない金額から始められるので投資初心者でも少しずつ慣れながらFXが可能です。
少額なら損失を最小限に抑えられますね。
積立投資ができる
FXも株や投資信託と同じように積立投資が可能です。
期間工は仕事中に相場に張り付くことができません。
そのため積立投資ができるFXは期間工にとって相性がいい投資法と言えます。
24時間取引が可能
FXの市場は株式市場と違い、平日24時間取引が可能です。
夜勤をやっている期間工なら夜勤の休憩中に取引ができます。
自動売買ができる
FXは利益確定や損切りの条件を設定しておけば自動的に売買できます。
そのため相場に張り付く必要がないので損失を最小限に減らすことが可能です。
レバレッジをかけられる
デメリットでも開設しましたが、てこの原理を利用しているので元金が少なくても大きな利益を出すことが可能です。
FXでは最大25倍のレバレッジをかけることができます。
1万円の元金で25万円分の取引が可能になるということです。
期間工にFXはおすすめしませんが投資の選択肢としてはありです。
次はその理由を解説していきます。
おすすめはしないが投資の選択肢としてならあり
資産形成を目的とするなら優先度は低いですが、投資の選択肢としてならありです。
その理由は以下の通りです。
- 期間工に積立投資が向いているから
- リスク分散になる
- サテライト戦略としてFXを楽しめる
期間工に積立投資が向いているから
期間工は仕事中、場中に貼り付けないので積立投資が向いています。
積立投資はドルコスト平均法を使ってタイミングを気にせず定期的に買い付けていくだけの手法なので平均的な成績を得られます。
高値で買うときもあれば安値で買えるときもあり、結果的に見れば下図のような平均的な価格で買ったことになるのです。
ただし、図のように購入対象が右肩上がりの成長しているものでないと損をするだけなので意味がありません。
例えるならアメリカのS&P500のようなチャートのものを購入しましょう。
また下図のように購入タイミングによって取得平均値は変わりますが、プロの投資家でもチャートの動きを100%読むことはできません。
購入タイミングを狙ってもチャートが思わぬ動きをして購入タイミングを逃すことになります。
感情を捨て、機械的に淡々と購入する方が賢明です。
リスク分散になる
資金に余裕があるなら株や投資信託以外にリスク分散として投資対象とするのはありです。
日本株だけを持っているということは日本へ集中投資をしていることになります。
万が一、日本がハイパーインフレになったときは物価が上昇して円の価値が極端に下がるので、日本円しか保有していないと資産が大きく目減りします。
そういう事態に備えて他国の通貨や株などを持っていればリスク分散になるので損失を抑えることが可能です。
サテライト戦略としてFXを楽しめる
投資戦略にコア・サテライト戦略というものがあります。
コアは中核、サテライトは衛星のことです。
コアは守りの戦略で、一般的には資産の7~9割を目安に投資信託などの価格変動の少ない商品をメインに積立投資を行なっていきます。
それに対しサテライト戦略は攻めの戦略で、資産の残りを個別成長株やFXなどで積極的にリターンを狙っていく投資です。
正直なところ積立投資は設定だけしてしまえば機械的に淡々と積立をするだけなので取引を楽しめる投資法ではありません。
そこでサテライト戦略の1~3割だけをFXや個別株へ投資をすれば、万が一でも損失を限定的にすることができ、大きなリターンが狙えます。
FXに慣れないうちはおこづかい程度の少額から始め、慣れてきたら少しずつ金額を上げていきながらFXで売買が楽しめます。
新NISAの非課税枠を使ったコア戦略で堅実に利益を狙い、サテライト戦略で積極的に投資すればリスク分散にもなるので損失をある程度抑えながらの投資が可能になるのです。
無理な投資をせず、市場から退場しないことが重要です。
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FXで一発逆転を狙った人の現実は?
以前から投資を始めるなら少額で始めることをおすすめしています。
なぜなら大した知識もなく、慣れないうちに大金をBETするということは投資ではなく投機(ギャンブル)になってしまい、大金を失うことになるからです。
実際にFXで一発逆転を狙うとどうなるのでしょうか?
Xのポストを見てみましょう!
数百万円単位の借金をしているポストがいくつかありました。
レバレッジをかけられるとはいえ、投機的な取引では借金を抱えるリスクが高くなります。
一攫千金を狙うと痛い目を見る人が多いため、FXはギャンブルと言う人が多いようです。
一方で、定期的に日々のトレードの成績をポストしている人も見られました。
おこづかい程度の金額でこつこつ数千~数万単位での取引をしている人もいるようです。
資金管理ができる人は堅実な人が多いと言えます。
自身のリスクの許容度を理解して資金管理できる人が資産形成への近道です。
期間工にFXはおすすめできる?一発逆転を狙った人の現実は?のまとめ
今回は期間工にFXはおすすめできる?一発逆転を狙った人の現実は?について解説してきましたがいかがでしたか?
今回の記事をまとめると、私の意見として期間工にFXはおすすめしません。
なぜならFXは新NISAの非課税枠を使えないので利益に20.315%の税金がかかってしまうからです。
そのため資産形成が目的の人にFXは、投資対象としての優先度が低くなります。
ただFXは投資の選択肢としてはありですが一発逆転を狙うのは現実的に無理があり、痛い目を見る人が後を絶ちません。
もしFXに挑戦するなら積立投資をこつこつ行なうか、数千~数万円の少額から始めて資金管理をしながら売買をすることをおすすめします。
- 当ブログでは投資について触れることがありますが、売買の推奨を目的としたものではありません。当ブログを参考にした投資結果ついての責任は負いかねますので最終的な投資決定はご自身でお願い致します。